社労士受験生の皆さん、こんにちは。
ユーキャンの得点データから受験者全体データの推測をしてみたいと思います。
今回は4角回ってから怒濤の末脚を炸裂させている健康保険です。
今後も更新情報はTwitterで呟いていきます。
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【選択式】TACとユーキャンのデータ比較
過去の救済実績は、過去15年中6回ということで順当に救済が発動しています。
健保は、数字や改正箇所からの出題が多い科目で、数字と改正に対する耐性が極めて低い無勉層の属性弱点をついており、厚年に次いで無勉層の破壊力が発揮されやすい科目です。スクール層が難しく感じる問題であれば、無勉層が輪をかけて平均点を押し下げてくるので、まず救済が発動します。
今年はスクール層には楽勝問題で、無勉層にはしんどい問題でした。
TACとユーキャンの選択式平均点と正解率を比較すると次のようになっています。
数字が3空欄出題され、ユーキャン層の破壊力が遺憾なく発揮されています。平均点は-0.9点、ABCEの正解率も大きな低下を見せています。いわゆる爆下げです。
TACデータでは安泰の2位だった雇用保険を追い抜いて現在救済レースの2位に躍り出ています。
試験までたどり着いて解答入力の手間までかける上級ユーキャン層のデータでこの爆下げっぷりですから、真正無勉層のデータは壊滅状態でしょう。
スクールデータやユーキャンデータを参考に、全体データを推測したいと思います。
【健保】平均点・得点分布の全体データを推測
数字が解答のABCはスクール層と無勉層でかなりの差がついていると思われます。スクール層にとってはキタコレ問題でしたが、無勉層は対応が難しかったでしょう。
Aについては252,600円を÷0.3して842,000円という導き方はいかにも受験テクニック的な話で、無勉層はそんなテクニックは知りません。Aがわからないと、Bもドミノ倒し現象で失点しますので、無勉層のABCの正解率は相当低いのではないでしょうか。
あと、ABCの選択肢が無勉層にとっては12択になっていることで確率点が下がり、正解率をさらに押し下げます。
DEは訪問看護療養費の主語の問題でややこしい部分ではありますし、これも正解率は低いでしょう。特にDはスクール層でも得点が難しかったようです。また8択のため確率点が下がっているのも押し下げ要因です。
落ち方をそのまま延長線で伸ばすと、2.0点を切ってもおかしくないわけですが、一応平均点2.3点ということで設定してみます。
ボリュームゾーンは、スクール層が4点、ユーキャン層が2点、無勉層が1点といったところでしょう。以下イメージ。
これらを踏まえた得点分布の推測は次の通りです。
表は仮に受験者100人とした場合の数値になっています。
推測値は、2点以下割合50%以上、かつ、1点以下割合30%以上を楽々満たしています。
健保は労一に次ぐ鉄板といえるでしょう。
ただし、健保待ちの方は殆どいらっしゃらないと思いますので、まさに誰得の救済となりそうです。
次回は、社一の全体データについて推測します。
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