社労士受験生の皆さん、こんにちは。
手元にユーキャンの本試験総括(速報)が届きましたので、中身を見てみたいと思います。
ユーキャンデータが注目されるのは、スクールデータから全体データを推測する上で、無勉層寄りのユーキャンデータはその橋渡し的な役割を担うからです。微妙な注目のされようですw
とはいえ、今回の資料では平均点や得点分布が分かりませんので、コメントなどからデータを推測したいと思います。
↓平成28年ライン予想最終まとめはコチラ↓

↓大原の平成28年ライン予想はコチラ↓

↓TACの平成28年ライン予想はコチラ↓

↓平成28年ユーキャンの得点データが公開されました↓

【ユーキャン】合格ライン予想
・総得点→25点前後
・科目別基準点→労一の可能性が高い。他は言及なし
【択一式】
・総得点→45点前後
・科目別基準点→補正なし
【合格率】
・4%~5%程度
予想自体は、これまでのスクールの予想に近いもの(慎重よりの)ですが、注目したのは選択式の難易度コメントです。
【ユーキャン】選択式の科目別 難易度・コメント
・基安→易・4点前後の確保が十分に可能
・労災→普・3点以上の確保が十分に可能
・雇用→普・3点以上の確保が十分に可能
・労一→難・2点以上に引き下げられる可能性が高い
・社一→普・3点以上の確保が十分に可能
・健保→普・何とか3点の確保が可能
・厚年→普・3点以上の確保が十分に可能
・国年→普・何とか3点の確保が可能
難易度で「難」設定されているのは「労一」だけですが、「普」設定の「健保」「国年」も「何とか3点」という表現になっています。
つまりユーキャン基準の難しさ順は、労一 > 健保・国年 > 労災・雇用・社一・厚年 > 基安、ということなのでしょう。
この難しさ順が、点数データ的な基準なのか、内容的な基準なのかは分かりません。ユーキャンは例えば国年DEが完全ノーマークであったため難しいとしているだけかも知れません。
しかし、データ的な基準だとすると、健保の方が雇用より難しかったという点がポイントになります。
ここまでのスクールデータでの予想では、雇用が救済候補2番手に位置しているわけですが、全体データ的には健保が2番手に躍り出る可能性があるということです。問題の内容的にはも、雇用より健保の方が無勉層の弱点をえぐるものとなっています。
↓平成28年ユーキャンの得点データが公開されました↓

労一は「2点以下が70%以上」と明記されていて、論調も労一救済あるに決まってるっしょ!的なものになっていますw
TACの「2点以下67%」より悪化しているので、受験者全体データが救済基準に該当することはほぼ当確と思われます。
ユーキャン総括を踏まえた選択式救済予想
ユーキャンデータを踏まえると、「労一」、「健保」は他のスクールデータも低いので、全体データは救済基準を確実に突破していると思われます。
かつ
②1点以下割合が30%以上
一方で、「雇用」「社一」「厚年」は、救済基準を超えるかどうかのボーダーライン上にいるのかも知れません。救済基準に近いのは確実ですが、1点以下が30%以上を超えているかどうかは最後ふたを空けてみないと分かりません。
昨年も「社一」「厚年」は救済基準をぎりぎり超えて救済が発動し、「労災」「国年」は1点以下割合をギリギリ超えず発動しませんでした。
今年はどのような結果が待ち受けているのでしょうか。「雇用」「社一」「厚年」は、無勉層の破壊力に期待したいところです。
ユーキャン総括を踏まえた択一式基準点予想
②前年度の平均点との差が+0.5点以上→前年度より上げる
③前年度の平均点との差が-0.5点以上→前年度より下げる
ユーキャン総括では「近年は46点、45点で推移」等を考慮して45点という表現になっています。
TACも大原も平均点を下げていますのでユーキャンも下がったのでしょうが、前年度と大きな差はなかったとすると、45点は妥当なラインです。
今後ユーキャンの詳細な点数データが公開されたら、再度検証したいと思います。
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