社労士合格を目指す皆さん、こんにちは。
今回は独学で合格を目指す上での目安となる勉強時間についてまとめたいと思います。
年1,000時間でも合格できない?!
よく社労士試験に合格するためには1,000時間の勉強が必要だと言われていますが、1,000時間でも2,000時間でも、その年に絶対合格できる保障はまったくありません。
というのも、社労士試験は最終的に運に左右される試験だからです。
選択式が想定外のところから出題され、基準点割れの科目があると
択一式で70点満点でも落ちる試験だからです。
この運の要素は勉強時間を増やしてカバーできるものではありません。
したがって、社労士試験を100%合格できる力を身につけることは、どんなに勉強の得意な方が1万時間勉強しても無理です。
合格体験記などに書いてある「一発合格しました!」というのは、結果的にそうなっただけで、その裏には同じ位の努力をされて、同じ位の実力がありながら合格できなかった方が多数いらっしゃるのです。
「合格レベル」にのることは700時間で可能
一方で、「合格レベル」にのるには700時間もあれば可能です。10月から学習を始めて1日2時間くらい、2月から始めて1日3時間くらいですね(管理者もそれ位でした)。他のブログの記事では最短400時間という紹介もあります。
ここでいう「合格レベル」とは択一式試験の合格基準点を得点できる力のことです。
択一式を合格レベルの力にもっていくことはそれなりに大変ですが、お仕事や家事と両立しながらでも、1年間努力すればどうにかできるレベルです。
合格率「2.6%」といっても、有名大学の学生が人生をかけて学習専業で争っている司法試験や会計士試験とは違って、70%はお勤めの方で、半分くらいは無勉層で占められていますからねw
択一式の合格レベルの力をつけるためには
出来る限り講義時間などのインプットの時間を短くして、その分、問題を解くアウトプットの時間を増やすことで、短期間で択一式の合格レベルに乗ります。
そして、択一式が合格レベルにのると確率的に「3年に1回受かる」試験です。
運の要素が強い試験の特性上「今年絶対に合格してやる!」と意気込むのはプレッシャーが凄くて精神衛生上よくありませんし、「ココが選択で出題されたらどうしよう・・・」と手を広げすぎてかえって合格が遠のきます。
最短の勉強時間での合格を狙うのであればなおさらです。
「絶対合格!」を狙うとかえって合格が遠のく
独学で勉強するのであれば、勉強は択一に集中して「3年やってれば受かるだろう」という気持ちがベターです。もちろん1年間、しっかり努力する前提ですけどね。
運がよければ1年目で受かります。
運悪く1年目が残念な結果になっても、2年目以降は知識のキープと改正点のメンテナンスで足ります。
知識は一時的に消えますが潜在的には残りますので、2年目以降の勉強は1年目より遙かに楽になりまし、時間も掛かりません。
そんな感じで気楽に進めて行けば運が悪くても3年目には受かりますよw
すぐさま社労士の資格がないと人生成り立たないという方は多くはいらっしゃらないと思いますので、果報は寝て待てのスタンスでいきましょう。
各スクールの独学サポートページ
近年は各スクールとも独学者向けのサービスを充実させています。各スクールとも、独学者と接触して書籍購入や講座申込みにつなげたいという思惑があるわけですねw
勉強する側としても有用な情報を手に入れて損はないので利用できるものは利用しておきたいところです。
以下、各スクールの独学サポートページです。
働きながら短期間及び短時間合格を狙う方へ
お仕事や育児などでお忙しく、時間的制約で独学という形態を選べばれる方も多いと思います。仕事などと勉強を両立させて合格することは難しいという気もしますが、コツを掴んで要領よく進めれば十分実現可能なことです。
その際「スクールに通って効率的に勉強を進めたいけれども仕事や家事で通っている時間がない」という方に当サイトでオススメしたいのが、全科目のインプット講義が24時間で完結する社労士24という通信講座です。
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