社労士試験の合格を目指す皆さん、こんにちは。
2019年対策に向けて動き出すにあたって、「独学」を学習の選択肢に入れられている方も多いと思います。
独学とはざっくりいえば「スクールに通わずに基本書や問題集を購入して学習する」ということです。
メリットやデメリットを検証しましょう。
独学のメリット
●費用が安くすむ
独学最大のメリットです。スクールに通うと10万以上からの出費が必要となります。
一方、独学の場合は、最低限、基本書、過去本試験問題集の2種類があれば勉強はできます。あわせて直前期にスクールの模試を1つ受けるとして、教材費を10,000円に収めることも可能です。
●時間にとらわれずにすむ
これも大きなメリットです。お仕事などをされていて「毎週2回午後7時に講義開始とか無理w」という方や、通信教育でも毎週2回、2時間以上の講義を聞いている暇がないという方も少なくないでしょう。
スキマ時間で勉強するほかないという方にとっては、スクールを利用するのが事実上無理なので、独学という選択肢をとるほかないわけです。
●自分の好きな教材を組み合わせで使える
スクールを利用すると教材がセットになっていて、テキストはいいけど問題集がいまいちとか、このまとめ集はいらないなwとか、自分の必要性に応じた組み合わせになっていないことがあります。まったく手付かずの教材が残ってしまって、不安感にもなります。
独学の場合は、最低限の書籍からスタートして、自分の勉強の進み具合に応じて買い足していけますし、自分好みの組み合わせにすることができるのがいいですね。
教材やテキスト選びのポイントを詳しく知りたい方はコチラでまとめています。
独学のデメリット
●学習のペースメーカーがない
「強制力がないと勉強できないw」というタイプの方にとってはこれが最大のネックになります。スクールに通うと無理やりでもカリキュラムに沿って勉強が進むことになりますが、独学ですと自分でスケジュールを考えて進行させなければいけません。
●自習室や質問制度を利用できない
「家に小さいお子さんがいて勉強できる環境にない」とか、「家では誘惑が多すぎて気づいたらユーチューブ見てたw」という方はスクールの自習室を利用するのがよいのですが、独学ですとそれがありません。
自習室代わりの図書館も混んでいたり、近所のスタバも「勉強はご遠慮ください」と注意書きがあったりで、「一人静かに勉強できる空間」というのはなかなか見つけづらいです。
●最新情報が入ってくるのが遅くなる
試験合格のために法改正情報の収集は欠かせませんが、独学だとその情報がリアルタイムで入ってきません。基本書にも発刊時点で分かっている改正情報は載っていますが、その後に公布されたような情報は漏れています。
近年はネットで調べれば厚生労働省のホームページなどで改正情報を見つけることができますが、それを自分で探さなければいけないというのが時間のロスになります。
そんな独学のデメリットを解消する方法として各スクールが展開している独学者向けサイトを利用するという方法があります。
各スクールの独学サポートブログ
近年は各スクールとも独学者向けのサービスを充実させています。各スクールとも、独学者と接触して書籍購入者や講座申込みにつなげたいという思惑があるわけですねw
勉強する側としても有用な情報を手に入れて損はないので利用できるものは利用しておきたいところです。
以下、各スクールの独学サポートブログです。
働きながら短期間及び短時間合格を狙う方へ
お仕事や育児などでお忙しく、時間的制約で独学という形態を選べばれる方も多いと思います。仕事などと勉強を両立させて合格することは難しいという気もしますが、コツを掴んで要領よく進めれば十分実現可能なことです。
そのコツとは、「選択と集中」「記憶の省力化」「スキマ時間の有効活用」です。以下でまとめています。
結論として独学で合格可能なのか?
独学でも十分合格可能です。ただし、それなりのコツを掴んで要領よく進める必要があります。そのための5つのポイントをまとめた記事がコチラです。
以上、独学のメリット、デメリットでした。