社労士受験生のみなさん、こんにちは。
平成28年試験のTACの分析資料が本日公開されました。最大母数を誇るTACのデータで今年の合格ラインを検証したいと思います。
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【選択式】救済は労一が五分五分、次いで雇用
選択式の救済は、その得点分布が救済基準に該当していると発動します。救済基準(原則)をおさらいすると次の通りです。
かつ
②1点以下割合が30%以上
今年の選択式で救済基準に該当する可能性が高い科目はどれでしょうか。TACのデータを平成27年と平成28年を上下に並べてみてみましょう。
TACの予想としては労一が救済の最有力候補ですが、五分五分という表現にとどまっています。
労一に次いで雇用となっており、他の科目についての言及はないようです。
やや慎重な予想というところでしょうか。去年の労災の件がねえ・・・
ちなみに、当ブログの予想では、労一はTACデータだけでも救済基準に迫っており、ここに無勉層のデータが加わるとデータを押し下げるのは確実で、全体データで救済基準に該当する可能性は極めて高いというものです。
雇用、健保、厚年、社一の4科目はTACデータだけでは救済基準に及びませんが、無勉層がどこまでその破壊力を発揮するかがカギとなります。

【択一式】平均点は-2点。45~44点で決着か
択一式の総合得点は、前年との平均点差で決定されます。
②前年度の平均点との差が+0.5点以上→前年度より上げる
③前年度の平均点との差が-0.5点以上→前年度より下げる
今年の択一式の総合得点の平均点差はどれくらいになるでしょうか。TACのデータをみます。
TACデータは平均点は昨年に比べ-2.0点となっており、TACの予想としては45点~44点が軸ということです。
過去の記事でお伝えした通り、平成27年の数字をみる限りは、スクール層の平均点差がそのまま全体の平均点差になるわけではなく、スクール層の平均点差が縮減されて全体の平均点差に現れると推測されます。

今年の下げ幅では全体データの平均点差はそれほどつかないかも知れません。
スクールデータと全体データの乖離について
スクールデータに無勉層のデータが加わることで、全体データは押し下がります。これをデータの乖離といいます。

データの乖離幅は、現在は問題の性質から推し量るほかないわけですが、全体データに一番近いと言われるユーキャンデータの公開が近々となっています。
ユーキャンデータの公開をまって、スクールデータと全体データとの乖離を推測したいと思います。
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