社労士試験 平成28年(2016年) 試験委員の変更

社労士受験生の皆さん、こんにちは。

例年試験直後にその年の試験の試験委員が公表され、平成28年の委員も試験センターのサイトで公表されています。

平成28年社労士試験委員

試験委員は以前は公表されていなかったのですが、有志の方による開示請求が発端となって平成22年以降公表されるようになりました。

当時の資料によると試験委員は2年の任期制となっていますが、更新もあって(というか通常は更新される)試験委員が公表されて以来ずっと担当をされている先生も多くいらっしゃいます。公表時期は試験終了後で、公表されているのは分野ごとの担当割り、労働科目はこの方々、社会保険科目はこの方々という具合になっています。

科目ごとに公表してくれた方が受験生としてはありがたいのですが、科目ごとの公表にすると、特定の科目の問題に作問ミスがあった場合などに作問者が特定されてしまうなどのいろいろ大人の事情があってぼやかしているのではないでしょうか。

今年の委員名簿をみると、公表されて以来担当されていた二人の先生が担当を外れて、新しく二人の先生が担当に加わったことが分かります。

今回から担当を外れた委員(敬称略)

水町勇一郎
東京大学教授。委員公表以来のメンバー。担当は労働科目。労働法制改革の検討会などで必ずといっていいほど名をお見かけする労働法の第一人者。おそらく担当科目は労働基準法で、最新判例の風を吹き込んだのはこの先生といわれています。

 

須藤高明
社会保険労務士。元労働基準監督署長。委員公表以来のメンバー。担当は労働科目。

両先生、大変お疲れ様でしたm(_ _)m

新しく担当に加わった委員(敬称略)

中京大学法学部教授。担当は労働科目。水町先生との共著もあり、スタバとかで水町先生に「僕の代わりに試験委員どう?」と誘われたのではないかと勝手に妄想していますww今年の労基選択や択一の前半の感じは、初年度なので手堅くいこうということだったのでしょうか。

 

弁護士。元労働省、職安局次長、中労委事務局長を歴任。担当は労働科目。常識択一の労働協約の不利益変更に関する問題はこの方かもしれませんね。中労委事務局長という経歴もあり、労働組合関係は今後は注意ですね。

以前と変更がなければ任期は2年ですから、今年加わった2名の先生は来年の試験も担当されることになるでしょう。
また出題傾向に変化が生じるのでしょうか。

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