社労士受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、現在2番手集団の最後方に位置しており、救済科目の掲示版に載れるかどうか非常に微妙な位置にいる社会保険に関する一般常識(社一)の救済について検証します。
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社一の過去の救済実績は次の通りとなっています。
【社一】過去の救済実績
社会保険4科目は(管理人の中で)救済四天王と呼ばれており、社一は、大将厚年、副将健保に継ぎ3番目の救済実績を残す中堅です。ちなみに、4番目は、次鋒、国民年金いきますグオゴゴゴですw
社一も公務員優遇のために救済なしとか、社会保険労務士法では救済なしみたいな都市伝説がありましたが、救済基準に該当すればしっかり発動します。
社一も、他の社会保険科目同様に無勉層にとっての苦手科目です。数字の出題が多いことや、勉強する最後の科目になるのでそこまで勉強が追いつかないというのが理由です。
平成27年の試験でも無事救済が発動しました。
平成27年のスクール層と受験者全体のデータ比較
昨年は、意表をつく目的条文詰め合わせセットの問題で、選択肢の紛らわしさも手伝って、スクール層でもそれなりに苦戦しました。
一方、無勉層はどうでしょう。
もともと無勉層は目的条文を憶える気がありませんので、出題されたら読解力で解こうとします。このときダミー選択肢がいかにもダミーって感じですと読解力が通じて得点しやすいのですが、ダミーの選択肢が巧妙ですと読解力が通用せず、壊滅状態になります。
平成28年の試験でいうと、前者が国民年金、後者が雇用保険です。
平成27年の社一も、無勉層が苦労するタイプの目的条文であったため得点が伸びず、スクール層のデータを押し下げています。
平均点は3.2→2.3、1点以下は12%→30%、2点以下は30%→58%となり、ぎりぎり救済基準に該当し、救済が発動しました。
平成28年スクールデータからの乖離の考察
DEについては、無勉層にとって得点は難しいでしょう。
ABのドイツや健保大正11年については世界史や近代史での学習経験で無勉層がそれなりに得点できる可能性があります。スクール層はAイギリスに行きがちでしょう。
Cの児童手当は、スクール層が問題文中の「~限る。」が気になって、深読み失点した可能性があります。
一方、無勉層では、実際に児童手当を受給しているお父さん、お母さんが「ウチのたかしは中学生だけど、手当ついているよな~」という実体験で得点できる可能性があります。
以上、問題の内容的には無勉層でもABCの3空欄で2点得点することはそれほど困難でもなさそうです。
となると、現在のスクール層のデータに無勉層データが加わって全体データは押し下がったとしても、2点以下50%以上は満たしても、1点以下30%にはぎりぎり届かないのではないかというのが現在の予想です。
健保に比べると社一の救済待ちの方は多いと思うので、どうにか救済が発動してもらいたいものです。
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