社労士受験生のみなさん、こんにちは。
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本年の救済レースで2位以下を突き放してトップを走る労働に関する一般常識(労一)の救済について検証します。このまま無事1着でゴールできるのでしょうか?
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まずは労一の過去の救済実績についてみてみましょう。
【労一】過去の救済実績
「労一に限っては救済なし」とよく言われますが、過去の救済実績が過去15年中たったの2回というのがその根拠になっています。
「試験委員の一般常識は受験生の一般非常識」的な問題が多く、スクール層が知識で対応できないため、読解力勝負になってスクール層も無勉層もそこそこ2、3点取るので、救済されそうで、されない状態になっているというのがこれまででした。
ただ、昨年は違いました。
平成27年のスクール層と受験者全体のデータ比較
昨年はスクール層も無勉層も1、2点取るのがやっという規格外の問題が出題され、ついに救済が発動したのです。
得点データはスクール層データだけで救済基準(1点以下3割、2点以下5割以上。)に該当しています。
ここまで低いと普通は底止まりするものですが、無勉層データが加わった全体データは輪を掛けて出来が悪くなり、楽々救済基準に該当したのです。
平均点は1.9→1.6、1点以下は31%→47%、2点以下は74%→82%です。これまで救済基準を超えそうで超えなかったのに、超えるときは無駄に超えすぎるものですw
よく大学受験で1点の重みを伝えるために「1点差の間に数千人がひしめいている」と誇張しますが、昨年の労一は誇張でもなんでもなく、1点と2点の間に13,000名の受験生がひしめき、1点以下だった19,000名弱、つまり受験者の半数近くはただそれだけの理由で合格することができないという合格基準となりました。
ただの1点で半数近くが切られる酷な試験は他にはないなと、部分点で調整できた記述式から選択式に変わって15年以上経つのに、いつまで同じ合格基準を続けるつもりなのだろうかと、改めて感じた次第です。
それはさておき今年の救済の可能性はどうでしょうか。
平成28年スクールデータからの乖離の考察
問題の内容としては、BEについてはスクール層と無勉層であまり差がつかないと思われます。
一方、ACDはスクール層はある程度対処のしようがありますが、無勉層は鉛筆を転がすしかないでしょう。
データ的には、大原の合格ライン予想会で示された得点分布のグラフを見ると、1点以下30%、2点以下65%程度となっており、スクール層データのみでほぼ救済基準に該当しています。
ここに無勉層のデータが加わると全体データを押し下げることは確実で、押し下げ幅は昨年ほどなかったとしても救済基準に該当することは間違いないと思われます。
試験前の下馬評で人気薄の中、通算3回目、2年連続での激走を見せる労一救済は濃厚といえるでしょう。まさに選択式救済界のヒシミラクルwといえます。
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