社労士受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、救済候補の二番手集団にいる厚生年金の救済について検証したいと思います。
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まずは厚年の過去の救済実績についてみてみましょう。
【厚年】過去の救済実績
厚年過去の救済実績はダントツ1位の9回を誇ります。無勉層の破壊力が最も発揮される科目で、無勉層が想像以上に全体データを押し下げます。
やはり厚生年金は主要科目の中では最後に勉強する順番なので、基本書の厚年のページを開く前に試験日を迎えるパターンwが多いのではないでしょうか。
平成27年のスクール層と受験者全体のデータ比較
平成27年においても無勉層の破壊力が発揮され、スクールデータとの乖離が大きい科目です。
平均点は3.0点→2.3点、1点以下は13%→31%、2点以下は31%→56%です。
試験側が救済にならないようにせっかく四択にしたのにw、その甲斐なく救済が発動しています。
厚年という科目というだけで無勉層の弱点をえぐっている中、合わせ技で数字が多かったのが無勉層のダメージ(大)の要因でしょう。水属性のドラゴンに、雷属性のドラゴンキラーで攻撃→ダメージ9999のようなものですw
では、今年はどれくらいの乖離が想定されるのでしょうか。
平成28年スクールデータからの乖離の考察
スクールデータをみると、ABCについて高在老の用語の問題で、スクール層もかなり苦戦しています。
一方、DEについて、Dは過去問リピート、Eは基本事項で高正解率になっています。
これらの問題に対する無勉層の出来栄えを考察するにあたっては、数字問題がないこと、20択であることがポイントになります。
今年は数字の問題がないという点は、無勉層の点数の押し上げ要因となります。
しかし、それを上回る押し下げ要因となるのが20択です。
厚年の20択問題は、過去の実績で、平成20年以降5回中4回で救済が発動するほどで、20択であることの影響は想像以上に大きいです。
「グルーピングすれば同じでしょw」というのは受験生ピラミットの上位層にいる方々の考えで、無勉層はグルーピーとグルーピングの区別もつかないのが実情です(これは冗談です)
特にABCはスクール層ですら点が伸び悩む中、無勉層では壊滅状態になっているものと思われます。
結果、厚年については、例年通りスクールと受験者全体の乖離が大きく、救済基準に該当する可能性が高いというのが現在の予想となります。
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