選択式対策を一切やっていない!2週間前から始める選択式対策(法改正編)

直前期の勉強法

社会保険労務士試験合格を目指す皆様、こんにちは。

暑い日が続きますね。

体調管理に留意しましょう。

さて、今回は、択一のスキマを埋める選択式対策(法改正の数字編)です。

択一式対策ではカバーできない部分(択一のスキマ)

1 目的条文
2 法改正の特に数字(この記事)
3 労働統計
4 厚生労働白書
5 最高裁判例 

社労士試験では法改正の数字が大事と言われますが、選択式対策では特に重要です。その理由はなんでしょう。

選択式対策で法改正の数字が特に重要な理由

① 他の受験生も対策をしているから
数字は「知っているか知らないか」の勝負です
現場判断でどうにかできるものではありません。

他の受験生が対策しているということは選択式で出題されると全体平均点が上がることになり、救済も発動しにくくなります。
もちろん無勉層の破壊力に期待できますが、それにも限度がありますからね。

択一式でももちろん大事ですが、1点の重みが選択式の方が遙かに重いので、選択式での法改正の取りこぼしは避けなくてはなりません。

② 作問側にとってホットな話題だから
作問者(試験委員)は本業として、論文寄稿や書籍出版をしており、それらは大概最新の法改正や判例の解説であることが多いです。

また、法改正について審議する厚生労働省の審議会に参加している先生もいらっしゃいます

そういう試験委員の先生にとって法改正箇所はご自身の中で話題になっている内容ですので、試験に出したくなるというのが人情ってやつなのです。

③ 数字は問題が作りやすいから
やべっ!問題の締め切り今日までだ!選択の新作問題作ってね~や

改正条文のこの数字を空欄にして、適当な数字をダミー肢にしてっと

よしっ!作問完了・ポチッと送信~さあ寝るか~ヽ( ´¬`)ノ

 

憶えておきべき法改正数字12選

注意すべき法改正点は、過去1年間のものに限りません

2年前の法改正点がシレッと出題されることも普通にあります。

そこで過去3年間の中で、特に注意すべき法改正の数字を12項目、紹介します。

【労働基準法】
・高度プロフェッショナル制度の休日付与→年間104日かつ4週4日

【労災保険法】
・社会復帰促進等事業の費用の上限→120分の20

【雇用保険法】
最低賃金日額地域別最低賃金(全国平均)×20÷
短期訓練受講費の支給額・支給上限→割、10万円

求職活動関係役務利用費の支給額・費用上限・日数上限→割、8,000円、15日・60

【確定拠出年金法】
・簡易企業型年金&iDeCo+→100人以下

【介護保険法】
利用者負担割合3割の基準額→220万円、463万円、340万円

【健康保険法】
生活療養標準負担額(原則)→食事460円(1食)、環境370円(1日)

【厚生年金保険法】
マクロ経済スライドの未調整分(繰越)→-0.3%

【国民年金法】
保険料改定率保険料額17,000円×0.96516,410

以上、2週間前から始める選択式対策「法改正の数字」編でした。

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