社会保険労務士試験受験生の皆さん、こんにちは。
今回は、本試験でやらかしてはいけないことのpart2です。
本試験当日にやらかしてはいけないこと
1(右)会場に早く着きすぎて周辺をさまよう
2(二)周囲の受験生に影響される
3(三)選択式の解答が「④ 5」のときに⑤をマークする
4(一)根拠もないのに解答を変える
5(左)マークの際に科目欄を入れ間違う
6(中)休憩時間中に選択式の答え合わせをする
7(補)事例や計算問題に夢中になる
8(遊)択一1科目に25分以上かける
9(投)慣れない栄養ドリンクを飲んでトイレが近くなる
今回は試合を決める大量得点を叩き出す長打力が自慢の4番から6番についてご紹介します。
4(一)根拠もないのに解答を変える
「一度特定した解答は、明確な根拠がない限り変えない方がよい」
これは社労士受験界の至言と言われています。
選択式ではこの傾向が特に顕著です。
選択式の悩ましい問題は知識が通用しづらい文章読解型の問題です。文章読解型の問題は、「文章のテーマ(文意)」に沿った解答を選ぶ方がいいわけですが、最初に選ぶ解答は文意に沿っていることが多いです。ただ、その後見直しをしていくと、テーマ以外の点で気になってくることがあります。
「文章的にはこの言葉だけれども何か条文表現っぽくないな」とかです。
例えば、平成24年社一の問題Aは次のような文章でした。
【選択肢】
⑩行政指導後作成したもの ⑯他人の作成したもの
⑰提出代行者として作成したもの ⑳自ら作成したもの
相談を受けるっていうなら他人が作成したもの決まっているでしょw
↓
⑯を選ぶ
↓
しばらく考えて いや、まてよ・・。条文で「他人」って表現おかしくないか?
↓
なんか⑳の「自ら」の方が条文っぽいぞ。
↓
そうだよ、⑳だよ。あぶないね~。危うく引っかかるとこだったぜ~ (日本語としておかしい解答を選んでいることに気付かない状態)
↓
⑳に書き直して不正解
以上のような思考パターンに陥らないようにして、テーマ優先で最初に文意で選んだ解答を尊重するようにしましょう。
もちろん、明確に勘違いに気付いたら書き直ししていいですけどね(^^)
5(左)マークの際に科目欄を入れ間違う
木を見て森を見ずのパターンです。
一つ一つの空欄には丁寧にマークしていても、そもそも記入している科目欄自体が間違っていることがあります。
管理者が受験した頃、記述式の解答用紙はただの藁半紙wで、科目欄を入れ間違って、終了5分前に慌てて書き直し、紙が破れそうになった思い出があります。
見直しの際は、マークシートを引き気味にみて、科目欄の入れ間違いがないかチェックをしましょう。発表までの期間、精神衛生上プラスです。
ちなみに例年の科目の並びは次の通りとなっています。
基安 労災
雇用 労一
社一 健保
厚年 国年
【択一式】
基安 労災 雇用 常識
健保 厚年 国年
右⇒に進め!です。
もちろん今年変わる可能性がありますので、マークシートが配られたら科目を並びをチェックして下さいね。
6(中)休憩時間中に選択式の答え合わせをする
4年前から試験順番が【午前】選択式→【午後】択一式に戻ったことで、選択式の結果が気になって択一式に集中できないのではないかと心配されている方は少なくないと思います。
ただ、この順番変更は、合格レベルにある方にとっては悪くないですよ。その理由は、頭がフレッシュかつ素直な状態で選択式に臨めるからです。
以前までの【午前】択一式→【午後】選択式の順番ですと、択一式で頭のスタミナを消耗し、かつ、引掛け問題を解きまくった後に、「疲れて、かつ、ひねくれた頭」という読解問題にチャレンジする上ではマイナスでしかない状態で選択式に臨んでいたのです。
この状態が解消されることは、「選択式あと1点の壁」を乗り越えようとする実力上位層にとってはプラスになると思ってます。
ということで、休憩時間中は休憩しましょう(^_^)3時間半の長丁場に備えて脳のスタミナを温存するのです。
選択式の答え合わせをしてもマークを変えることはできません
択一式に向けて気持ちを集中することはできます
振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない
前に進みましょう
以上、唐突なポエム調wで締めました「やらかしてはいけない打線」4番から6番です。
次回は、下位打線ながらも嫌らしい攻撃をしかけてくる7番から9番についてご紹介します。
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