社労士試験 2018年 合格ライン&救済予想まとめ⑨ユーキャン択一・総合

社労士受験生のみなさん、こんにちは。

ユーキャンの択一式平均点の公開を受けて、択一式総合の合格基準点を検証してみます。

TAC・ユーキャンの平均点との相関関係

TAC・ユーキャンの平均点と、合格基準点・平均点の推移は図表の通りとなっています。

過去の推移をみると、基本的には「平行線」を描いています。

スクールの点数が上がれば、全体平均点も上がり、合格基準点も上がる。

スクールの点数が下がれば、全体平均点も下がる、合格基準点も下がる。

変わらなければ、変わらない。

各スクールの予想は「45点前後」

TACは、集計当初は昨年をちょい上回る点数で動いていましたが、その後、低下傾向に転じ、最新の数字では43.8点と、昨年をちょい下回っています。

ユーキャンは、昨年、謎のバク上げ(ネット集計オンリーに切り替え影響?)現象が起きましたが、今年は昨年よりちょっと上がって、38.1点です。

TACもユーキャンも、昨年とあんまり変わっていないです。

ということは、全体平均点もあまり変わらない、という予想を各スクールがしています。

どこも大体「45点前後」ですね。←前後www44点・45点・46点のどれかです!と意味は同じwww

そこで、着目したいのが、2016年・2017年の相関関係です。

2016年以降の変化

2015年は、TACが-2.9点に対し、本試験平均点は-0.3点。
TACのマイナス幅ほどには、本試験平均点は下がりませんでした。
無勉層含め全体が結構踏ん張った、ということを意味しています。

一方で、

2016年は、TACが-2.0点に対し、本試験平均点は-2.5点。
TACのマイナス幅以上に、本試験平均点が下がっています。

2017年は、TACが+4.6点に対し、本試験平均点は+3.1点。
TACのプラス幅ほどには、本試験平均点が上がっていません。

つまり、2016年以降は全体データの下振れ傾向がみてとれます。

この原因の一つは、2016年から変わった(戻った)「午前選択→午後択一」の順番にあるのではと推測しています。

試験順番の変更の経緯はコチラ

「午前選択→午後択一」の順番になって、特に無勉層の方々が試験に飽きはじめてw、午後はほどんど無気力でマークしてしまうのです。

中には「帰り道混む前に帰っちゃおうw」と思って途中退席される方も、少なくないでしょう。

特に試験後半の年金科目で、塗り絵状態になってしまっているであろうことは、2016年以降、年金科目が4分の3の確率で補正されていることでも分かります。

ちなみに、2017年も厚生年金で2点以下(確率点以下)の割合は、34.1%。
3人に一人は、年金科目に入ったところでギブアップ状態になり、確率点以上の得点が取れないのです。

さらに個数問題の影響も考える必要があります。

個数問題3問→7問の影響

個数問題が多いと「スクール層は有利、無勉層は不利」という見方があります。
個数問題の中にも簡単な問題はありますので、その見方はあながち間違いではありません。

一方で、「難しい選択肢が混じっている個数問題は、スクール層でも無勉層でも、正解率に差はない」という見方もあり、それもそうだろう、と思います。

それでも、個数問題が多いと、スクール層以上に受験者全体が影響を受ける、と考える根拠は、「他の、後々の問題の正解率に差がつく」ということです。

個数問題が初めて登場したのが2014年。

当初は、スクール層もガチンコ勝負を挑んでいたわけですが、今では、スクールから「飛ばすように!」「年金が得点源!」と口を酸っぱくしていわれて、スルースキルが身についています。
したがって、上位層は、個数をスルー→年金でがっぽり得点を稼いだ後、悠々と個数問題にチャレンジする、という作戦により、個数問題の影響を受けづらくなっているのです

したがって、スクール層のデータでは、あまり得点に変わりがないのではないかと思います。

一方で、無勉・独学層は「個数はスルー」というテクニックを知りません
ガチンコ勝負を挑んだ末、その問題は落とすし、時間とスタミナをロスして、後半の問題がほとんど当てずっぽうになる→後半科目が全滅状態、と思われます。

したがって、無勉・独学層を含む全体データについては、個数問題増加の影響が出る→平均点下がるの構図になる、と推測しています。

今年は個数7問は、スクールの平均点の動き以上に、全体の得点データに影響を与え、平均点の押し下げ要因になるのではないか、と予想しています。

以上を考えると、択一式の基準点は昨年の45点を下回る公算が大きいと思われます。

その上で、得点は、43点と44点のせめぎあいになるではないでしょうか。

すなわち、

・平均点が1.4点下がれば、基準点が1点下がって→44点

・平均点が1.5点下がれば、基準点が2点下がって→43点

という具合です。

小数点第1以下の端数の影響(参考)

公表されている「合格基準点の考え方」に次のようなルールがあります。

小数点第1位以下の端数は、キャリーオーバーしていく仕組みです。

わかる範囲で、平均点の端数を累計(推計値)すると、次のようになります。

・2015年→平均点は0.3点下がったのに基準点は変わらず!→受験生は0.3点損!(累計△0.3点
・2016年→平均点は2.5点しか下がってないのに基準点は3点も下がった!→受験生は0.5点お得!(累計+0.2点)
・2017年→平均点は3.1点上がったのに基準点は3点アップにとどまった!→受験生は0.1お得!(累計+0.3点)

もし、累計+0.3点であるとすれば、今年はキャリーオーバーの影響はないことになります。
累計で±1点以上以上とならないためです。

例えば、平均点2.4点アップ→基準点2点アップ→0.4点+累計0.3点=0.7点<1点、ということです。

まとめ

・スクールの平均点はあまり変わらず。各スクール「45点前後」が予想ライン。

・「午後択一」「個数問題増加」は、スクールの得点状況からはみえない、全体平均点の押し下げ要因になる。

・合格基準点は43点と44点のせめぎあいと予想

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