社労士受験生のみなさん、こんにちは。
本日、ユーキャンの合格ライン予想が公開されました。
まずユーキャン予想です。
ユーキャン予想
●選択式
・総得点→23点前後
・補正→国年◎>労一・社一◯
●択一式
・46点前後
・補正→なし
選択国年の救済は鉄板
ユーキャンの選択式の得点分布です。
数字が表示されいていないものは、グラフで目視した概数で予想を進めます。境界のグラデーションw
ユーキャンのデーターが正しければ、国年救済は鉄板といえそうです。
ユーキャンデータの段階で、すでに補正基準(1点以下30%-2点以下50%)に達する寸前まできてます。
ユーキャン層は、スクール層と真性独学層の中間に位置しています。
さらにネット集計に変わって、スクール層寄りのデータになっています。
そのユーキャン層でこの壊滅状態です。真性独学層はさらに下げてきますので、その得点状況は推して知るべしでしょう。
昨年の健保との比較
昨年、救済が行われた健保との比較はどうでしょう。
ユーキャンの昨年の得点分布です。
昨年の選択式得点分布は次のとおりです。
ユーキャンデーター上は、平均点はさほど違いはありません。いずれも2.4点です。
にもかかわらず、1点以下割合を比べると、2017健保は19.8%、2018国年は29.1%と、10%近い差がついています。
これは、2018国年の得点分布タイプが「砂時計タイプ」であることを意味します。
実力上位層は4,5点を得点し、下位層は壊滅的になるパターンです。
結果、実力上位層が平均点をやや引き上げる一方で、1点以下割合30%以上をしっかり確保するのです。
問題の性質
5空欄とも知識勝負の問題です。
ABCはスクール層もやや苦戦する細かさです。
かつ、DEの入れ間違い補正も働いて、無勉層は1点取るのが精一杯という感じでしょうか。
「1点以上」救済の可能性は?
ユーキャンデータ段階で補正基準に迫る、という状況を考えると、「1点以上」に補正される可能性も検討しなければなりません。
「1点以上」に補正されるためには、「0点以下30%以上かつ1点以下50%以上」という高すぎる(低すぎる?)ハードルを超える必要があります。
試験データが公開される以前は、いわゆる「お手盛り救済(補正基準を満たしていなくても合格率調整のため救済する措置)」で「1点以上」に補正される例(過去4回)もありました。
しかし、試験データが公開されるようになってから(まだ3年しか経過していないですが)1点以上に救済された例はありません。
「お手盛り救済」をやめ、補正基準を機械的に適用するようになったためです。
そんな中、1点以上補正の基準にわずかに届かなかったものの、迫った例があります。
2016年健保です。
本試験全体データでは、2点以下割合62.5%、かつ、1点以下割合48.4%、そしてなによりボリュームゾーンは0点、いう圧倒的!数字を叩き出しました
結果、0点以下26.2%、1点以下48.4%、と「1点以上」補正の一歩手前まで迫ったのです。
2018国年も、2016年健保レベルまで、迫る可能性はあります。
さらにそれを超えて、データ公開後初の1点救済があるのか?
今後、検証していきたいと思います。
まとめ
選択国年の「2点以上」救済は鉄板。
「1点以上」救済は今後検証。
今後、他の科目の救済や、択一基準点を検証したいと思います。
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