社労士試験 2018年 合格ライン&救済予想まとめ⑧ユーキャン選択・国年

合格ライン予想

社労士受験生のみなさん、こんにちは。

本日、ユーキャンの合格ライン予想が公開されました。

まずユーキャン予想です。

ユーキャン予想

●選択式

・総得点→23点前後
・補正→国年◎>労一・社一◯

●択一式

・46点前後
・補正→なし

選択国年の救済は鉄板

ユーキャンの選択式の得点分布です。
数字が表示されいていないものは、グラフで目視した概数で予想を進めます。境界のグラデーションw

ユーキャンのデーターが正しければ、国年救済は鉄板といえそうです。

ユーキャンデータの段階で、すでに補正基準(1点以下30%-2点以下50%)に達する寸前まできてます。

ユーキャン層は、スクール層と真性独学層の中間に位置しています。

さらにネット集計に変わって、スクール層寄りのデータになっています。

そのユーキャン層でこの壊滅状態です。真性独学層はさらに下げてきますので、その得点状況は推して知るべしでしょう。

昨年の健保との比較

昨年、救済が行われた健保との比較はどうでしょう。
ユーキャンの昨年の得点分布です。

昨年の選択式得点分布は次のとおりです。

ユーキャンデーター上は、平均点はさほど違いはありません。いずれも2.4点です。

にもかかわらず、1点以下割合を比べると、2017健保は19.8%、2018国年は29.1%と、10%近い差がついています。

これは、2018国年の得点分布タイプが「砂時計タイプ」であることを意味します。

実力上位層は4,5点を得点し、下位層は壊滅的になるパターンです。

結果、実力上位層が平均点をやや引き上げる一方で、1点以下割合30%以上をしっかり確保するのです。

問題の性質

5空欄とも知識勝負の問題です。

ABCはスクール層もやや苦戦する細かさです。

かつ、DEの入れ間違い補正も働いて、無勉層は1点取るのが精一杯という感じでしょうか。

「1点以上」救済の可能性は?

ユーキャンデータ段階で補正基準に迫る、という状況を考えると、「1点以上」に補正される可能性も検討しなければなりません。

「1点以上」に補正されるためには、「0点以下30%以上かつ1点以下50%以上」という高すぎる(低すぎる?)ハードルを超える必要があります。

試験データが公開される以前は、いわゆる「お手盛り救済(補正基準を満たしていなくても合格率調整のため救済する措置)」で「1点以上」に補正される例(過去4回)もありました。

過去の1点以上補正の例はコチラ

しかし、試験データが公開されるようになってから(まだ3年しか経過していないですが)1点以上に救済された例はありません。

「お手盛り救済」をやめ、補正基準を機械的に適用するようになったためです。

そんな中、1点以上補正の基準にわずかに届かなかったものの、迫った例があります。

2016年健保です。

本試験全体データでは、2点以下割合62.5%、かつ、1点以下割合48.4%、そしてなによりボリュームゾーン0点、いう圧倒的!数字を叩き出しました

結果、0点以下26.2%1点以下48.4%、と「1点以上」補正の一歩手前まで迫ったのです。

2018国年も、2016年健保レベルまで、迫る可能性はあります。

さらにそれを超えて、データ公開後初の1点救済があるのか?

今後、検証していきたいと思います。

まとめ

選択国年の「2点以上」救済は鉄板

「1点以上」救済は今後検証。

今後、他の科目の救済や、択一基準点を検証したいと思います。

 

ユーキャンライン予想発表を受けての択一総合のライン予想はコチラ

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