社労士試験 2018年 合格ライン&救済予想まとめ⑥過去の救済科目

社労士受験生のみなさん、こんにちは。

今回は過去の救済科目を振り返ります。

まず平成27(2015)年です。

【2015年】労災救済なしで受験生6割切り→合格率2.6%

2015年のTAC、ユーキャン、本試験の選択式平均点と得点分布です。

TACのデーター上は、労一が当確で、労災、健保が来るだろう、という予想でした。

「労一は救済なし」という定説があったのですが、伝説の「パネル調査」などの出題で、流石に今年は来るだろうというのが大方の予想でした。

また、労災も判例などからの問題で、択一高得点者が2点続出、これは救済来るだろう、という雰囲気でした。(文書読解型の問題で、無勉層もそれなりに得点できるのでは、という一抹の不安はありましたが。)

しかし、本試験では、労災に補正が入らずに、「労災で受験生の6割が切られる」という異常事態になり、結果、合格率は過去最低の2.6%を記録したのです。

2015年より前は、補正基準を満たしていなくても、お手盛りで救済が入ることがあり、それで合格率の調整が行われていました。

しかし、色々なことがあって、2015年以降は、補正基準を機械的に適用する方針に変わり、労災の救済がなかったのです。

つまり、労災は2点集中タイプの分布であったため「1点以下30%以上」の壁を超えることができず、救済は入りませんでした。

機械的に適用されることは公平性があって然るべき形になったと思います。

その分、そもそももの合格基準点のおかしさ(科目基準点が6割w)が浮き彫りになることになります。

また、その色々なことがあって、翌年、合格基準点の設定の仕方が公開されるに至ります。

次に2016年です。

【2016年】無勉層の破壊力最大出力→健保で誰得救済

2016年のTAC、ユーキャン、本試験の選択式平均点と得点分布です。

TACのデーター上は、労一が当確、ついで、雇用保険、厚年もあるかも、という予想でした。

この年も労一は5年前の統計調査を出題するなど難しく、二連連続救済くる!というのが大方の予想です。

当時の記事はコチラ

雇用保険については、前年の労災と同じく、択一高得点者が2点続出、これは救済来るだろう、という雰囲気でした。(文書読解型の問題で、無勉層もそれなりに得点できるのでは、という一抹の不安はありましたが。)←さっきの労災と同じ文章w

しかし、ユーキャンの結果が発表されるや、「あれ?TACとユーキャンで差がついていない」と話題になります。

ユーキャンも雇用保険それなりなら、受験者全体的にもそれなりなんじゃね?と雲行きが怪しくなってきたのです。

その当時の記事はコチラ

一方で、健康保険は、TACに比べ、ユーキャンデータは瀑下げ、となっています。

このときの健保の問題は、スクール層は楽勝の数字問題だったのですが、ユーキャン層と無勉層は大変苦労したようです。

その当時の記事はコチラ

結果、蓋を開けてみると、労一・健保に救済が入り、多くの高得点者が待ち望んだ厚生年金や雇用保険には救済が入らない、という状況になったのです。
厚年に至っては、1点以下割合があと-0.3%足りず、という状態です。

その当時の記事はコチラ(雇用)

その当時の記事はコチラ(厚年)

高得点者で健保で引っかかる方は皆無で、健保救済で救われた方はいないであろうという「誰得救済という言葉が一気に普及した出来事でした。

次に2017年です。

【2017年】雇用で無勉層爆発→去年補正しろよの声多数

2017年のTAC、ユーキャン、本試験の選択式平均点と得点分布です。

TACのデーター上は、健保がほぼ当確、ついで労一もあるかも、という予想でした。

健保については順当に補正が入っています。

当時の予想記事はコチラ

一方で、労一は補正基準にわずかに届かず、救済なしです。

2点集中パターンは補正されない、という歴史が繰り返されたのです。

一方で、雇用保険は、TACデータ上では、話題にもならなかったのですが、ユーキャンデータの瀑下げが明らかになると、「雇用誰得救済くるか!」「去年補正しとけよ」と話題になりました。

結果、2017年の救済科目は、健保、雇用となりました。

2018年はどうなるでしょうか。

【2018年】現状は国年>労一

2018年のTAC、ユーキャン、本試験の選択式平均点と得点分布です。

まだTACの平均点しかわかりません。

なお、TACの代わりに2018大原のライン予想動画からの数字を代入すると、過去3年間との比較は次のとおりです。

赤字が結果的に補正された科目です。

過去3年間でみると、救済科目で一番平均点が高かったのは2017年の雇用保険です。
平均点3.7点、1点以下5%、2点以下14.7%です。

単純にこの基準に当てはめると、大原データでは労一、国年、社一、厚年で可能性がありそうですね。

もちろん、2017年の雇用保険よりもTACデータが低かった科目で補正されていない科目もあります。
2015年労災・国年、2016年雇用・厚年、2017年労一です。

この辺の違いは、要は無勉層が鍵を握っています。

無勉層がそこそこ取れる問題なら救済なし無勉層が壊滅なら救済あり、ということです。

今後、ユーキャン、TACと発表がありそうです。

ユーキャンデータが分かると、TACとユーキャンの差は延長線上に伸ばした先に、無勉層のデータがあると推測できます。

発表があり次第まとめたいと思います。

予想の軸は、3つです。

・TACとユーキャンの得点差
・過去の救済科目のデータとの比較
・問題の内容(文章読解か知識勝負か)

選択式得点分布の類型はコチラ

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https://sharosisiken.com/archives/2963

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