社会保険労務士試験の受験生の皆さん、こんにちは。
本試験前に、模擬試験で試しておいた方がよいことについてご紹介します。
今回は「マークシートに記入するタイミング」についてです。
タイミングは大きく分けて3つあります。
①1問ごとにマークする
②科目ごとにマークする
③全科目解き終わった後にマークする
①1問ごとにマークする
問1特定→マーク、問2特定→マーク、という具合に1問ごとにマークする方式です。おそらくいちばん多くの受験生が利用しているタイミングです。
【メリット】
・試験直前に「マークする時間がなくて焦った!」という事態を回避できる
・着実に解答欄が埋まっていく安心感がある
【デメリット】
・問題を飛ばして解くときにマークミスが生じやすい
例)問5を飛ばした後、問6の解答を問5の欄にマークしてしまう
・問題→マーク→問題→マーク・・と続くため、正誤判断に意識を集中させづらい
②科目ごとにマークする
労基・安衛法が終わったら→マーク、労災・徴収法が終わったら→マーク、という具合に科目ごとにマークする方式です。
③全科目解き終わった後にマークする
全科目解き終わった後に択一70問分一気にマークする方式です。試験時間の最後にマークする時間を余らせておくのが前提になります。
【メリット】
・問題を飛ばして解いてもマークミスが生じにくい
・問題を解くときは問題に、マークするときはマークに意識を集中させやすい
【デメリット】
・試験の終了直前までマークシートが真っ白で不安な感じ
・最後にまとめてマークする時間を確保しておかなければならない
オススメは「③全科目解き終わった後」
管理者もこの順番を採用してました。
本試験で難問、長文、事例が増える中、問題を飛ばしながら解いていくことが基本的なテクニックとなる中では、③の方法が一番相性がよいといえます。
あと、計ったことはないですが、
確実に③の方がトータルのマーク時間も短くなると思います。
例えば、家を借りるときとか、沢山の書類に記名と押印をするときに、
たいてい記名のあと、まとめて押印ってなりますよね。その方が効率的ってことです。
まあ、本人の性格による部分も大きいので、模擬試験で試して自分にあった方法を確立してくださいね。