社会保険労務士試験の受験生の皆さん、こんにちは。
今回は、模擬試験の有効な復習方法をご紹介します。
模擬試験を受けると99.9%の受験生が「全くできなくてワラッタ(涙)」という状態になりますが、これは合格への通過儀式と考えましょう。
模擬試験を受ける目的は「弱点の炙り出し」にほかなりませんから、「たくさん間違えた分だけ伸びしろがある」「本試験前に弱点がわかってよかった」と捉えて、前むきに復習を進めましょう。
模擬試験の有効な復習方法
●試験中から問題文に○×の根拠を書いておく
受験した後の復習の効果をより高めるためです。「5日、と書いてあるけど正しくは10日なので×にした」ということがあとで解るようにしておくことです。
まっさらな問題文のままだと、復習の際に「なんで×にしたんだろう・・・」となり、復習をスムーズに進めることができなくなってしまいます。
●受けたその日中に答え合わせをすます
「鉄は熱いうちに打て」ということです。模試を受けた当日は疲れもあると思いますが、もっとも復習のモチベーションが高い日でもあります。
問題を解いた時の感覚が一番残っているときに答え合わせをすましましてしまいましょう。
●正答率40%以上で自分が間違ったところに注意する
個人別成績表が発行されるスクール(TACや大原)の模試では設問ごとの正答率を確認することができます。択一式でおおむね40%未満の問題は難問の部類に入り、できていなくても無問題です。
一方、40%以上の問題は基本問題にあたるため、弱点として克服すべき項目といえます。重点的に復習に取り組みましょう。
〜具体的な方法〜
間違った項目が掲載されているテキストの該当箇所に付箋を貼っておくことです。
その後の本試験までの復習でテキストを読み返すたびに目を通します。
定着したと思ったら、付箋を外しましょう。たくさんあった付箋が本試験に近づくにつれ無くなっていくのは、「合格に近づいている」という実感に繋がります。
以上、模擬試験の効率的な復習方法についてでした。
次回はそもそも模試は何回受験するのがベストなのかをご紹介します。多ければいいっていうわけではありません。
