平成31年(2019年)の社労士試験に記述式の導入はある?

本試験当日のテクニック

社会保険労務士試験合格を目指す皆様、こんにちは。

平成31年(2019年)の社労士試験の公示は、12日(金)になりそうです。

当日、試験科目や試験形式についても試験センターホームページで発表されます。

そこで、毎年に噂になる、記述式の導入試験科目の追加があるのかを検証したいと思います。

試験科目の追加の可能性は?

結論、絶対にありません

社労士試験に試験科目は社会保険労務士法9条に定められており、追加するためには社会保険労務士法の改正が必要です。

つまり国会を通さなければなりません。

その法律改正の動きは見受けられないので、当分の間は現行通りでしょう。

ただし、労一と社一はなんでもありの科目なので、この中で斜め上をいく出題があるかも知れません。

記述式導入や5問→10問の可能性は?

現在の試験形式はマークシートの選択式・択一式になっています。

選択式がマークシートになったのは平成12年の試験からで、それ以前は記述式でした。記述式といっても、空欄に入る短めの用語を記入するタイプで、長文を書かせるものではありません。さらに以前は、長文を書かせることもありましたが。

その記述式から選択式に変更されることが明らかなったのは、かなり本試験日ギリギリで、本試験の2週間前くらいに関係各所に連絡が回りました。選択式に変更した理由はもちろん採点処理の効率化で、当時社会保険労務士の受験生が急増していた時期だったため、手採点方式からマークシート方式に変えて対応したわけです。

変更直後は記述式の伝統を引き継いでシンプルな問題が多かったのですが、その後、試験問題の作成事務が厚生労働省の官僚から大学教授・開業社労士に移管されたことと重なって、現在の選択式の迷走にいたっているという状況です。

さて、普通に考えれば、今年も選択式からの変更はない、というところですが、1%くらいは記述式に戻る可能性もあると思っています。
理由は受験者数=事務量が減ってきたという理由と、選択式試験に対する批判を受けてです。つまり、最後の合否を分ける問題が、実力差ではなく、4択の運で取れるかどうか決まるという批判を受けて、記述式に戻す可能性です。記述式にすれば、無勉層がアテ勘で得点できる確率は大幅に低下し、だいぶ実力差が反映されやすくなります。
でも採点処理が大変になることに変わりはなく、運営側が手間を増やすような変更はやっぱりしないと考えるのが妥当でしょう。

そこで、形式は選択式のままでも、1科目5問を10問にして基準点割れの脅威度を下げる可能性もありますね。現在は、1点差で受験生の4分の1が消える過酷過ぎる基準点が設けられていますからね。

10問への増量は、実力上位層にとってはプラス材料になると思います。

個人的には選択式1科目を10問にするのが一番手間をかけずに運の要素を減らせる方策だと思うので、ぜひそうなって欲しいのですが。

とりあえず、公示をまちましょう。

以上、試験形式の変更や試験科目の追加の可能性についてでした。

 

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