【社労士試験】やる気(モチベーション)に依存しない【初期・直前期】

直前期の勉強法

社会保険労務士試験合格を目指す皆様こんにちは。

今回は勉強を進める上で必ず直面する問題「勉強のやる気(モチベーション)」の維持についてです。

「勉強やる気出ない」能力

社労士の勉強を始めると身につく能力があります。

勉強やる気出ない能力」です。

この能力は学習開始から4日目で95%の確率で習得するマイナススキルです。

「社労士になって人生を変える!」と勉強を始める前にあれほど高まっていた気分がウソであったかのようにしぼんでしまいます。
あんなにワクワクしながらスクールや教材を比較検討して、勉強方法やスケジュールを組み立ていた3日前の自分が別人のようです。

これは「ジョギングを始めよう!」とワクワクしながらランニングウェアやシューズを買いそろえ、ランニングアプリをインストールしていたのに、4日目以降は何もなかったことになるのとの同じスキルです。
ブログ開設当初は毎日のように更新していたのが、ある日から全く更新しなくなるのも同じ現象です。
子どもが捨て猫をお世話しなくなるのも、お母さんがカーヴィーダンスをやらなくなるのも4日目からです。

このスキルを習得すると「勉強やらなきゃいけないのにできない自分」と勉強を始めていなければ陥らなかったはずの自己嫌悪に陥ったり、勉強できない理由を探し始めて八つ当たりして周囲の関係が悪くなったりして、さらにやる気がなくなっていくという悪循環に陥ります。

そしてやる気を得ようと受験ブログを見ていると「このブログの方は仕事や家庭と両立させてこんなに勉強をしているのに、自分なんて・・・」とやる気の負のスパイラルにますます拍車がかかります。
育児をしているときにリア充感満載の育児ブログをみて気分が落ち込むとのと同じです。

この「やる気でない」能力の発動で、初期に半数近くの受験生が筆を折ることになります。

直前期にやってくる「第2波」

一方、社労士の初期の「やる気出ない」の壁を超えても、直前期に「やる気出ない」の第2波がきます。

その理由は3つです。
成長実感の乏しさ←ある程度の力がついて伸び率が下げる
繰り返すことへの飽き←新しく覚えることがなくなって同じフロアをループしている気分になる
選択労一への恐怖←こんなに努力しても結局選択労一にやられて徒労に終わるんじゃないか

やる気に依存しない勉強方法

ただ、安心(?)して頂きたいのは、殆どの受験生の方がやる気が出なくなるということです。「社労士試験の勉強が三度の飯より好き」というタイプの方は氷山の一角のさらに先端部分ぐらいなものです。

勉強やり始めの頃のやる気が継続することを前提とした勉強の進め方では最後までたどりつけない可能性が高いです。

やる気が出ないことを前提とした勉強の進め方を考えましょう。つまり「やる気に依存しない」勉強方法です。

「習慣化」「最初の一歩」「場所」

その方法は、「習慣化」です。1週間の時間割を作って、時間割通り学習を進めることです。
例えば、1日2時間勉強する、という計画だけでは習慣化につながりません。
「どこかの空き時間で2時間勉強しよう」と思っていると、いつまでも勉強しません。録画した映画を「いつでも観れる」と思っていると「いつまでも観ない」現象と同じです。
一方で、「何時から何時まで」「どの教材を勉強する」というのを計画すると習慣化につながります。予め教材も決めておくことで着手も早まります。

そして、1回当たりの課題を手頃な分量に設定する、のもポイントです。過度な目標を設定すると、腰が重くなり、そもそも勉強に着手できません。
着手しやすい手頃に設定しておくと、最初の一歩が踏み出しやすくなり、その勢いで勉強が進めることができます。

最後に勉強をやらざるをえない場所の確保も重要です。
自宅には誘惑が多く、また、小さいお子さんや家族がいると集中するのは至難の技です。
スクールの自習室やカフェ、図書館などのフル活用して勉強に専念しましょう。
あと、スマートフォンも、電源は切るのが難しくても、サイレントモードにはしておきましょう。
「ぶ~ん」とバイブするたびにスマホをチェックしていては、集中できません。

以上、やる気に依存せず、習慣化によってとにかく勉強を継続させていきましょう。
そうすれば、必ず本試験直前には合格が手に届く位置まで来ているはずです。

そうなれば、「ここまできたら受かるしかない!」とやる気スイッチガッコンと入ります。本試験まで突っ走りましょう!

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