社労士受験生の皆さん、こんにちは。
ユーキャンの得点データから受験者全体データの推測をしてみたいと思います。
今回は択一基準点です。
今後も更新情報はTwitterで呟いていきます。
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【択一式】過去15年の総得点の基準
過去15年の基準点をみると41~48点まで幅がありますが、過去5年は45・46点の中に収まっています。
以前は合格率の調整のために基準点を上げ下げしていたようですが、近年は合格率にかかわらず、前年度との平均点の差で機械的に基準点を設定しているようです。
【択一式】総得点の補正基準
総得点の補正基準は次の通りになっています。
①前年度の平均点との差が±0.5点未満→前年度と同じ
②前年度の平均点との差が+0.5点以上→前年度より上げる
・+0.5点以上→1点上げ
・+1.5点以上→2点上げ
・+2.5点以上→3点上げ
※以下同じ法則で上げていく
③前年度の平均点との差が-0.5点以上→前年度より下げる
・-0.5点以上→1点下げ
・-1.5点以上→2点下げ
・-2.5点以上→3点下げ
※以下同じ法則で下げていく
受験者全体の平均点はスクール層の平均点から推測するしかないわけですが、乖離幅はどの程度かみてみましょう。
【択一式】スクール・ユーキャン層と受験者全体の平均点差の乖離
平成27年の受験者全体の平均点は31.3点、前年度との差は-0.3点でした。結果、前述の補正基準①に該当し、前年度と同じ基準点となりました。
一方で、平成27年のスクールやユーキャンの平均点は-0.3点台となっています。
これが各スクールが昨年のライン予想で42~43点を予想した根拠となったわけですが、受験者全体の平均点は-0.3点差にとどまり、予想がはずれる結果になったわけです。
平成27年の数字をみる限りは、スクール層の平均点差がそのまま全体の平均点差になるわけではなく、スクール層の平均点差が縮減されて全体の平均点差に現れると推測されます。
これは上位層の得点がその年の難度の影響を受けやすいのに対し、無勉層は毎年コンスタントに確率点+基礎点で25点前後の得点ができ、難度の影響を受けづらいということでしょうか。
【択一式】平成28年の総得点の基準は?
平成28年のスクール層の平均点は、昨年に比べてやや下がっています。
あわせて、無勉層寄りのユーキャンデータも-2.7点になっていることを考えると、全体平均点が低下することは確実でしょう。
問題はその下がり幅で、昨年に比べても幅は縮小しています。
その意味で今年-0.5点以上の基準を満たすかどうかボーダー上にあるといえるでしょう。
以上を踏まえると、択一式の総得点の基準は44点を軸となり、前年度と同じく45点となる可能性もあると推測致します。
次回は、択一式科目別点の全体データについて推測します。
【ご報告】ブログ人気ランキング(アウト)1位のご報告
末筆になりますが、9月28日(水)17:00時点で社労士試験ブログ人気ランキング(アウト)で1位になることができました。今年の8月1日にこのブログを開設し8月11日からランキングに参加させて頂きましたが初めてのことです。これも多くの方にご覧頂けているおかげです。この場で感謝申し上げます。
これからも皆様のお役に立つ情報を発信できるように精進して参ります。
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