社労士試験 平成29年(2017年) 合格ライン&救済予想まとめ⑤無勉層

社労士受験生のみなさん、こんにちは。

今回は無勉層の破壊力が今年の選択式の救済に与える影響について検証したいと思います。

まずは無勉層の特性から見てみましょう。

無勉層とは

無勉層とは「夏の恒例行事として毎年受験をしているが合格する気は全く無し」という層です。年間の勉強時間は30時間に満たないでしょう。

受験者全体に占める割合では無勉層が圧倒的多数となっており、無勉層の得点動向によって救済の有無が決まるというのが現在の仕組みになっています。

無勉層の強み弱みをまとめると次のようになります。

無勉層の強み
①文章読解に強い→普段から知識を使わず読解で解いているので読解力が鍛えられている
②鉛筆転がしに強い→余計な雑念が入らず、最低でも正解率25%を確保する
③四択に強い→面倒くさいから5空欄全部同じ数字をマークして3点確保とかw
無勉層の弱み
①法改正に弱い→ブックオフで購入した3年前の基本書を使っている
②数字に弱い→初めから覚える気がない
③社会保険に弱い→社会保険科目(特に厚年)を勉強を殆どしないまま試験日を迎える
④20択に弱い→グルーピングもままならない

無勉層がその弱みwを活かして、存在感を示したのが平成26年です。

その年、スクール層にとっては、雇用保険法は数字と改正の楽勝問題で、統計調査の出題であった労働に関する一般常識(労一)の方が遙かに難関でした。大方の救済予想は「労一救済あり」で雇用保険は話題にもなっていなかったわけですが、結果、「労一救済なし」「雇用保険救済ありというスクール層にとっては理不尽としか言いようがない結果となったのです。

これが俗に言う無勉層の破壊力です。

圧倒的多数を占める無勉層が、読解力で解ける労一はそれなりに得点し、数字と改正の雇用保険で全く得点できずで、受験者全体の得点分布が労一>雇用保険となったことから、逆転現象が生じたのです。

さらに強烈であったのが、平成28年の健康保険です。
これもスクール層にとっては楽勝問題だったのですが、無勉層が弱点属性をエグられて、雇用、厚生年金をさし置き、圧倒的なパワーで救済基準を満たしたのです。

詳しくはコチラから

こういった層の得点動向が合格基準点の設定に多大な影響を及ぼす現在の仕組みはいかがなものかという気は致しますが、現状ではそうなっています。

これらの特性を踏まえた上で、今年の選択式の各科目の受験者全体の平均点を予想します。

受験者全体の平均点の予想

次の表は昨年本試験のスクールデータと本試験全体データの乖離をまとめたものです。

最小は労災、労一の-0.3で、最大幅がついたのは健保の-1.4でした。

そして次の表は今年の本試験のスクールデータです。

TACとユーキャンの差及び各科目の問題の特性から、今年の受験者全体の平均点は次のとおりと予測します。予想の根拠はおってご紹介していきます。
その予想平均点から、今後得点分布を推定し、救済予想を行いたいと思います。

上記は、現時点での予想ということで、最終的にはユーキャンの最終データが出てからの予想となります。

一番手は健康保険法です。

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