選択式対策を一切やっていない!2週間前から始める選択式対策(白書編)

社会保険労務士受験生の皆様、本試験まであと9日です。
最後の総まとめを進める中で「基本的なところを忘れている!!試験大丈夫かよ・・」と不安になることがあります。
これは勉強が進んでいる証拠ととらえましょう。穴ぼこだらけのときは気にならなかった穴が、全体的に整備されてくるとすごく気になりはじめるのです。
少々の穴があっても試験には合格できます。試験前に気づいてよかったと思って前に進みましょう。

さて、今回は、択一のスキマを埋める選択式対策 白書編です。

選択式の全科目出題予想

択一式対策ではカバーできない部分(択一のスキマ)

1 目的条文(公開中)
2 法改正の数字(公開中)
3 労働統計(公開中)
4 厚生労働白書
5 最高裁判例

社会保険に関する一般常識の出題分野である「厚生労働白書」ですが、今年の出題可能性はあるでしょうか。

選択式での厚生労働白書の出題可能性の考察

出題可能性は5分5分です。

過去の厚生労働白書からの出題実績は次のとおりになっています。
~厚生労働白書からの出題~
平成28年→平成23年版白書から【歴史ネタ】
平成26年→平成25年版白書から【時事ネタ】
平成25年→平成24年版白書から【時事ネタ】
平成19年→平成18年版白書から【歴史ネタ】
平成17年→平成16年版白書から【時事ネタ】
平成16年→平成15年版白書から【歴史ネタ】
平成15年→平成11年版白書から【歴史ネタ】
平成12年→平成11年版白書から【時事ネタ】
【時事ネタ
→現状我が国はこうなっているという話題
【歴史ネタ】→我が国はかつてこうでしたという話題

過去17年で8回出題されており、選択社一の主要分野です。
20年から24年まで出題されず「白書終わったか」と思われましたが、25年(ブラジル)、26年、28年(ドイツ)と連続出題され、存在感を見せつけました。

よく出題される分野が去年出題された、となると今年も必ず出題されると言い切りたいとこです。
ただ、出題予想をする際に、「去年出てないから今年はでる!」「去年出てないから今年もでない!」ヾ(・・ )ドッチヤネン!、ということになることがあるのですが、白書もこれに該当します。

ですから5分5分ということです。

厚生労働白書の出題範囲

出題範囲のポイントは2点です。

■時事ネタは前年の白書から出題。歴史ネタはさらに古い白書からも。
時事ネタは前年白書からの出題です。今年でいうと平成28年度版白書です。実施年の白書は発刊が本試験実施日前後になりますので、試験に間に合わないのです。
一方、歴史ネタは、古めの白書から出題されることもあります。中でも平成23年版白書は社会保障の歴史特集号になっており、歴史ネタ対策として必読といえるでしょう。この一表にもよくまとまっています。

■歴史ネタと時事ネタへの両方備え
以前は、社会保障の発展の経緯とかベヴァリッジ報告とかがテーマの歴史ネタ問題が出題されていましたが、近年は児童手当法の改正とか、介護保険料の全国平均額とかの時事ネタの出題が増えてきています。
と思ったら平成28年は、社会保険の母国ドイツまで歴史が遡りました。

以上をあわせて考えると、白書対策は、過去を知り、今を知る、という両備えが求められているといえるでしょう。

これらを踏まえてキーワード10選をご紹介します。

憶えておくべき厚生労働白書キーワード10

【時事ネタ】
■高齢化率(平成27年)→26%
■国民医療費(平成26年)→40兆円
■社会保障協定→最初ドイツ、最新インド
■要介護・要支援認定者数(平成26年)→約586万人
■介護保険給付費用額(平成27年度)→兆円

【歴史ネタ】
■第二次大戦中の英国で公表され、その後の社会保障制度の土台となった→ベヴァリッジ報告
■社会保障制度審議会による昭和25年の勧告。社会保障の概念を示す→社会保障制度に
関する勧告
■昭和48年に高額療養費の制度化、物価スライドの導入→福祉元年
■老人保健法制定→昭和57年、高齢者医療確保法→平成20年
■介護保険法施行→平成12年

以上、今から始める選択式対策「厚生労働白書」編でした。

次回はシリーズ最終回「最高裁判例」編についてご紹介します。

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